打ち込みとはなんぞやと聞いたことはあるけどなんとなくなんだろうって人は読んでみて下さい。
知ってるよって人はこの記事はつまらんと思いますので飛ばして下さいな。
打ち込みというのは、所謂アイドルの曲とか、今時っぽい曲(バンドじゃない人の曲)の中で歌とギター以外の音のとこです。
ドラムの音だったり、ドンドン4つ打ちで入るキックの音だったり、ベースの音やその他色んな音楽を形成している音の殆どが今は打ち込みで作られています。
中にはドラムとベースはスタジオミュージシャンに叩き直し、弾き直ししてもらうとかバイオリンやサックスなどの弦楽器、管楽器は有名な人に弾いてもらうなどありますが、大抵はコスト削減で打ち込みを使っていると思います。
え!じゃあなに?打ち込みってカラオケ(昔よくあった歌なし版)の事?!って思うと思いますが半分正解です。
打ち込みってのは、歌をいれる前の曲の音をドラムやらベースやらピアノやらシンセやら作るものの事を言います。
なんで打ち込みって言うの?って言うと、昔はMIDIデータ(後述)という音の長さや高さ、種類といった様々なデータを扱う規格があり、これをプログラムのように機械に打ち込んでいったことから、MIDIを使ったオケ作りの事や全般的に打ち込みと呼ぶようになりました。
パソコンが主流になる前シーケンサーという機械やシンセサイザーに演奏データを記録させたりして音を重ねて鳴らしていました。その為、色々な機械が同じタイミングで動く必要があり、その時に必要なのがMIDIケーブルというもので、全ての機械を繋ぎ、同じ規格の信号でもってタイミングを同期していました。
(例えば、演奏を記録した二つの機械の再生ボタンをイッセーのせで押すと、始めはタイミングは合って流れてくれますが、徐々に後半になるにつれて、ズレていきます。これは、どんなに人間が正確に2つのボタンを押そうとしてもほんの僅かなズレが生じてしまうからです。MIDIで繋がれた機械は、このズレを生じることなく同時に発音してくれるのでした。)
FLstudioには色々な音源と呼ばれるソフト上の楽器がありますが、これも昔だったら全部の機械にケーブルを繋げて、マスターとスレイブをそれぞれ決めて、、、、なんて面倒なやりとりが必要でしたが、今はドラッグして再生ボタンポチで複数の楽器を同時に鳴らす事が可能なのです。
いやー、テクノロジーの進歩サイコー。
次はDAWについて説明しますね!
FLstudio購入を検討
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