こんにちは、作曲ライフ楽しんでますか!
さてさて今日は、図書館で見つけた面白い本、キルベルンガーという人の「純正作曲の技法」という本について書いていこうと思います。
多分、1つの記事では書ききれないので、順を追って僕が理解出来たところや面白かったところを中心に書いていきます。
純正作曲の技法というと何か進化の秘法みたいな響きで、エスタークやデスピサロを連想してしまう筆者ですが、、、
みなさんは、コードを弾いてみて下さい、と言われた時に、
例えば C を弾いて下さい。 と言われると、大体の方は
①左手と右手で ドミソ
とか
②左手 ド (または ドソ もしくは ドソド) 右手 ドミソ
人によっては
③左手 ド 右手 ミソド
なんて方もいるかも知れませんが、これ、実はドとミとソを並べればとりあえずは C という
コードにはなるのですが、この音の配列の仕方に決まりというか、こうすると、とても綺麗に響きますよっていう昔の人が考えたのがあるんですよ!
協和な和音と表されていますが紹介しますね。
C を例に書きます。
メジャートライアド(長三和音)の場合
まずは左手 ド で
右手が ミソド ドミド ミソミ ミドミ ソミソ
という5パターンがCを弾くときの綺麗な響きなんです。
なので、さっきの回答で③の人はきっとクラシック出身と楽典をかかじっていた人が多いのではないでしょうか?
んで、楽譜で見てみると確かに①とか②を書いてみるとあまりクラシックとか楽譜上だと
見ない形で(バンドスコアとかはあるかもですが、、、)③の形や上記に上げた形を楽譜で
書くと、何となく見た事がありそうな感じがするんですね。
僕も色々と楽曲を作っていて、実はコードの並べ方で悩むときがあって、その時は大体手癖で弾いている時で、たまに転回系を入れてみようかなとか、トップノートとボトムノートがあまり上下しないようにコードを転回させてやりたいけど、なんだか内声がごちゃごちゃしてる感じだなぁとか思ったりすることがあったのですが、この法則というか、昔からのお約束を知っていれば、全くの解決タロウだったんじゃねーかー!!ってこれを見たときに思いました。。。。
なので、打ち込み初心者の方でオケを作ってたり伴奏に鍵盤やストリングスを使おうとしていて、コードを鳴らす場合、この形を参考に打ち込んでみると、①や②に比べてかなり大人感がでるんじゃないかと思って紹介しました。
次に短三和音と減三和音についても紹介しておきますので、とりあえずダイアトニックトライアドに関して言えば、これを取り入れるだけで、ちょっと脱初心者になることは間違いなしですので、ぜひぜひ使って見て下さい!!
FLstudio購入を検討
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