シーケンサーの解説の時にステップシーケンサーの話があがったので、折角なのでFLstudioのステップシーケンサーについての解説をしようと思います。
FLstudioのステップシーケンサーは初期設定でキック、スネア、ハット、クラップの四つの音が表示され、それぞれに16このボタンが付いています。
この16個のボタンはそれぞれ16分音符のタイミングでオンオフをすることで、鳴らしたり鳴らさなかったりします。
ただし、基本はドラムなどの単発でパーンって音を並べる為にあるので、ピアノみたいな徐々に音が小さくなるような(減衰系やパルス系の)音色を伸ばして弾くことは出来ません。
ステップシーケンサーを見ながら説明すると、16個の内の一番始めだけをクリックしした場合は1小節の1拍目に16分音符の長さで音が鳴ります。
(音色の元の長さが16分音符よりも短い場合はその元の長さで鳴ります)
また、同じ音色の事なる高さの音を同時に(和音を)出す事は出来ません。
これは元々ステップシーケンサーがドラムを鳴らす為の機能であり、ドラムの音には和音がないからです。
音を長く伸ばしたり、和音を奏でたりする場合はピアノロールという機能を使います。
次はピアノロールについて書いていきます。
FLstudio購入を検討
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