前にブルースのオケを作る記事を書きましたが、ギターの練習においてブルースの重要性を最近になって再認識したので改めてギターの練習としての観点で書こうと思います。
ブルースは跳ねてもイーブンでもどちらでもいいのですが、12小節のシンプルにI7,IV7,V7だけを使った進行を使います。
ブルースフィーリングを学ぶ上で身につくものを以下に列挙します。
①ペンタを使ったアドリブ力が上がる
②コードを意識したソロを弾けるようになる
③スリーコードのバッキングパターンを色々と作れる様になる
④スリーコードでのリフを作れる様になる
⑤ブルーノートを使う快感を覚える
⑥チョーキングやアウトノートの快感を覚える
⑦街のセッションパブでセッションデビューが出来る
⑧スリーコードの色々なコードフォームを覚えられる
⑨トライアドからバッキングパターンを作れる様になる
などなど、半分冗談もありましたがメリットが大きいので、是非初心者の方も中級から上級を目指す方もブルースの中で弾く方法を覚えてみて欲しいです。
練習方法はまず、ドラム、ベース、ピアノでブルースのオケを作ります。
(作り方は前記事、ブルースのオケの作り方参照)
作ったオケに合わせて始めはコードバッキングかロックンロールリフで合わせて下さい。
徐々に慣れてきたら、4、8、12小節だけオカズを叩く要領でオブリガードを入れて行きます。
多少コードバッキングに被ってもバッキングがブレなければ構いません。
慣れて来たら少しずつオブリガードを入れる小節を増やして、2、4、6、8、10、12と、偶数拍に入れられる様にします。
偶数拍がどんなコードかを意識しながら弾くといいです。
次はそれぞれの小節で、1拍目にコードを弾き、2〜4拍はオブリガードを入れます。
それぞれ、次の段階に行ける様になるまでは毎日弾いて1週間から2週間位かかるかもしれませんが、どの位かかるかは気にぜずに自分で出来ているなと思える様になるまで弾きこむと効果的です。
最後に、全ての小節、拍でソロを弾きます。
コードを途中に弾いて織り交ぜてもいいですし、単音ソロのみでも構いません。
単音ソロで次に何を弾くか迷ったら、一旦コードをジャっと鋭く弾きます。
(コンピング)
それでもまだ迷っていたらコードトーンを弾いても構いません
ペンタを彷徨ってもいいですが、ブルース進行でコードトーンを意識しながらソロを弾ける様になると色々と応用が利くようになるので、是非やってみてください。
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