前回まで説明したピアノロールやステップシーケンサーでシンセやベース、ドラムを打ち込んだパターンをいくつか作れたら、今度はそれらを並べて曲にしようと思います。
プレイリストというのは今まで作ったパターンをどうやって並べて、或いは重ねて曲を構成するかを決めるものです。
例えば、ドラムのパターンを2つ作ったとします。次にベースのパターンを2つ、キーボードの音色のバッキングパターンを1つ作ったとします。
全パターン1小節とします。
先ずはドラムのパターンをプレイリストに貼り付けていきます。
4小節までいったら、次に違うパターンを同じく4小節貼り付けます。
それに合わせ、ベースも同じ様に2種類貼り付けます。
キーボードは1種類にしたので、同じものをずらっと全体に貼り付けます。
すると、ドラムのパターン1が4小節、ドラムのパターン2が4小節、ベースのパターン1が4小節、ベースのパターン2が4小節、キーボードのパターンが8小節プレイリストにならんだことになります。
ドラムとベースとキーボードの音はそれぞれ重ねてプレイリストに置かれ、重ねて置かれたパターンは同時に再生されます。
パターンを変えたドラムとベースは5小節目から変わり、キーボードはそのまま同じフレーズを続けるというものが出来上がりました。
まだこれだけだと曲と呼ぶには程遠いですが、この様な作業を繰り返して長くして曲を作っていきます。
プレイリストにはオーディオデータも貼り付けられ、既存のオーディオファイルでテンポとキーが合っているものを貼り付けてもいいですし、作った曲に合わせて楽器を弾いて録音したデータを貼り付けてもいいです。
ざっとプレイリストについてはこんな感じの説明になります。
FLstudio購入を検討
[12回]
PR