今、ありとあらゆるジャンルが出尽くして、新たなジャンルというのが無いような飽和状態を感じます。
ブルース、ロック、ジャズ、ラテン、クラシック、ヒップホップ、R&B、フォーク、ファンク、エレクトロ、その他細分化されたものを挙げたらキリがありませんが、色々なジャンルが元流から派生して根付いています。
そんな中で新たなジャンルを生み出すとか、新しい音楽を作ることは難しいように感じられます。
しかしながら、初音ミクを筆頭にしたボーカロイドによるバーチャルアイドルの普及だとか、スマホによる音楽アプリの普及などまだまだ色々な可能性は秘めているようにも見えなくもありません。
ともあれ、どのジャンルにも元となるものはあり、新しいジャンルを開拓して行った人達は多分に漏れずその元となるジャンルをリスペクトし、そのジャンルに精通していった延長で新しいジャンルを切り開いています。
精通するといっても極めるという訳ではなく、例えば先人達の技術を真似したいが出来ないために、別の方法を考えた為に新しいものが生まれたとかそういう話です。
(有名なのはエディーバンヘイレンのライトハンド奏法です。彼は物凄いストレッチで弾くフレーズが自分の指では弾けないために右手のタッピングを使う技を考えました。)
なので、まずは今自分が興味のあるジャンルは何なのか、その中で何ができて、何が出来ないのかを整理すること。そして、自分はどんなことをしたいと思っているのかを考えた時にもしかしたら、新しい音楽なり奏法なりジャンルなりを切り開く鍵が見つかるのかもしれません。
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