自分を追求するというのは、自分自身の進歩ということと、自分自身についてどう捉えているかという2つの側面から言えます。
自分自身の進歩でいえば、練習で楽器が上手くなったり、作っていく中で色々と自分の中で使える知識が増えていったりするのには終わりがないですよね。
自分自身についての追求はある意味では表現するということを諦めないということではないかと思います。
何のためにギターを弾いているのか、何を描いて曲を作っているのか、こういったことを深く考えていくと作り続ける上での礎になってくれるたりします。
演奏したり曲を作ったりする喜びというのは、自分自身の何かを外に向かって表現して行くことだと思います。
始めは、ただ単に真似たり同じことを繰り返したりする期間というのがあると思いますが、それを超えてある程度自分で考えながら弾いたり作ったりしていくと、どうしても煮詰まります。
そんな時に、自分はどうしたいのか、何を表現したいのか、そういったことを自分の中で明確に持っていると強みになってくれると思います。
プロとして音楽を作ることだけで、稼いでいなくても、何かを表現したい気持ちがあったり楽しみたい気持ちで楽器を続けていたり、曲を作っている人であれば、ミュージシャンと名乗っても恥ずかしくないと思います。
日本だと下手だからとか、プロじゃないからという理由で自信がないから名乗れない雰囲気ですが、外国だと自分がやりたいことと、今自分がやっている仕事が別であるという感覚は普通ですし、それを公言できる雰囲気もあるような気もしますが、日本だとなぜか今の仕事に心から従事していないといけないような雰囲気がしてならないのが現状だと思います。
ですが、今やっている仕事は仕事として、自分の好きなこと、やりたいことは別のものとして下手でもアマチュアでも音楽を演奏したり作ったりするのが好きでそれを続けているのであれば遠慮なく自分はミュージシャンだと名乗っていいんじゃないかと思いました。
そういうことが続けて行くコツのような気がしたのです。
皆さんはどのように自分の矜恃を見つけますか?
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