ギターだと余り意識することは少ないですが、コードって並べ方で実際に聞こえる雰囲気とかかなり変わるんですよね。
カッティングとかギターバッキングはどちらかというと演奏のしやすさ、押さえやすさ、響きよりも、リズムが優先されますが、ピアノなどで白玉の伴奏やギターでもアルペジオ、白玉でコードを聞かせる場合は転回の重ね方を意識すると単なるオケ的な音からきちんとしたアレンジとしての音になると思います。
ギターは弾く時にノイズを伴います。そのため、カッティングなどのストロークが多い奏法の場合は実際に響く音の占める割合が少なくなります。
なので、響きよりも演奏のノリを優先させます。
ところが、白玉の場合はストロークの回数が少なくなるので、コードによる音の響きに必然的に耳が行くようになります。
転回にはルートの形を基準に、第一転回(三度が一番下)、第二転回(五度が一番下)、第三(七度が一番下)とあり、第一と第三は割りかし珍しいと思います。
第二は五度が下なのでピアノなどでもよく出て来る形ですね。
アルペジオで弾く時も普通のコードフォームでそのまま弾くのではなく、ハンマリングなどを使って、転回の形を意識した響きを作るようにすると、一歩初心者から脱却出来ると思います。
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