ギターで和音を弾く場合、多くの人ははじめに覚えたローコードやFバレー(6弦ルート)やCバレー(5弦ルート)を中心に伴奏していると思います。
しかし、コードフォームは覚えていても、実際に自分が押さえている音が何なのか?コードルートに対しては、キーに対しては何度か?は全く把握してないで弾いていると場合が多いのではないでしょうか。
そうすると、弾き語りだけであれば対応出来ますが、バンドのバッキングをアレンジしたりとか、コードに沿ったソロを弾く時に、コードフォームを手掛かりとして使えずに覚えているスケールに頼る形になります。
ピアノの場合は基本形のコードの形が度数順になっていることと、鍵盤上の押さえている音は一見してわかるので和音となるとフォームから度数が分かり、ソロやバッキングをコードフォームから作る事が容易にできます。
コードフォームからバッキングのアレンジやソロが弾けると何が便利かと言うと、バッキングの場合はコードを弾きながらコードフォームからオカズを入れたり、テンションを加える時に一々テンションコードのフォームを覚えてなくても使えますし、ソロの場合はスケールに沿ったソロではなく、伴奏の流れに沿った形で弾く事が出来ます。
では、ピアノのようにコードフォームと押さえてる音を一致させるにはどうしたらよいかというと、そこでトライアドが出てきます。
トライアドはその名の通り3和音の事をさし、一番有名なのがドミソのCデスね。
で、面白いのがドミソもミソドもソドミもすべて同じコードCとみなされます。(ミソドやソドミは転回と呼ばれてます。)
これを4弦〜2弦の3本のみで弾くフォームの3パターンを覚えておくと、便利です。
軽くミュートをかけながら刻んでもイイですし、アルペジオでもイイし、カッティングにも使える使い勝手のいいコードフォームになります。
また、トライアドのコードフォームから理論的にリフを作ったりなど応用範囲は広いです。
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